腕時計詐欺って知ってっか?おら知らなんだ
それは昨日の帰り道のことでした。
家に帰る道を寒さに震えながら歩いていると、向かいから白いワゴンが急に止まりました。運転席の窓から、推定35歳くらいでガタイのよさそうなメガネ兄さんが「すみません」と呼びかけてきました。道が分からないのかなという気持ち半分、ケンカに絡まれるんだろうかとビクつき半分で、足を止め「なんすか」と聞きました。すると、「いやね、道を尋ねるわけじゃないんだけど…」と言い、箱を取り出しました。そして、その箱には高そうな高級時計が。そして
「これ要らないんですけど、いります?」
「は?」
あまりにわけわかめ過ぎたので普通に拒否ったら、すぐに走って去っていった…、ということがありました。
これが腕時計詐欺…ッ
ありゃ一体何だったんだ、もし受け取ってたらどうなってたんだ、とモヤモヤしていたので、早速Facebookでつぶやいたところ、親切な方々にその正体を教えていただきました。
そう、「腕時計詐欺」というやつを・・・。
知らない人は注意したい「腕時計詐欺」の手口とは? - NAVER まとめ
- 人気の少ない道路を1人徒歩で移動していると、自動車で近寄り、そのまま窓越しに「得意先に納品していたら検品で1個余っちゃった高級腕時計をあげるよ」等と話しかけてくる(大体2人組)。
- 実際に時計を貰おうとすると「今日の飲み代くらい下さいよ」等と1万円前後の支払いを要求してくる。
- その高級腕時計は偽ブランド物で売値が1,000円未満くらいなので支払うと明らかに損する。
- 相手にこの手口がばれそうになるとそのまま自動車で逃げる。
まさにこれやん、と。
こんな詐欺があるのかと。しかも2010年と2013年にも言われてるって結構生き残ってる詐欺なんだなーと思ってたら、そうじゃなかった。20年前くらいからあるそうです。驚きですね。
しかも腕時計だけじゃなく、スピーカー(!)や果物(!)などでも釣っているそうです。はー、すごい。
まとめ:美味しい話には当然裏があります、
これ詐欺として巧妙なのかは微妙ですが、ただ車に乗っている人から声かけられたら、普通に道聞かれたと思って立ち止まりますよね。そして突然の高級っぽい腕時計。あまりの訳の分からなさに戸惑う人がほとんどでしょう。
腕時計詐欺の存在を知らなかったので、なんだこれって感じでしたが、知ってたら違う対応ができますね。以下のように言ってあげましょう。
「時計はいるが、やる金はねえ」