人生100年時代において、どう生きるか
大江千里、47歳で始めた僕の「ライフ・シフト」 | ワークスタイル | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準お金の価値観が変わる時代だよなあ。“僕にとってはそれ以上に意味のあるおカネのような気がします”
2018/01/31 16:16
こちらの記事を読んで、カッコイイなあとしんみり。
他人がつくる「よき人生」でいえば、日本国内でポップミュージシャンとして活躍していればよかったんだろう。
けれど、そうはせずに、47歳からジャズ・ミュージシャンを目指し、一から勉強し直した。
きっと周りからは「もったいない」とか「バカだな」とか様々な中傷があったろう。
けれど自分の生き方を自分が决めたこと。
だから貫き通せたのだろう。
他人からどう言われても、自分が正しいと思える道を歩める強さこそが、人生100年時代に必要なんだろう。
記事にも書いているが、「金を稼ぐ=正義」の公式は崩れている。
有形資産だけではんく、無形の資産が今まで以上に重要になってきている。
もちろんお金はあるにこしたことはないが、それだけでは生きにくい時代だ。
そんな時代に必要なのは、自分の選択を信じる力と、様々な分野での経験だと思う。
人工知能が進化していった先、人の仕事がゼロになることは想像しがたい。
ミシンが生まれ、裁縫職人がいなくなったわけじゃないように、新たな仕事を人はつくるだろう。
単なる作業がなくなり、人は人工知能ではできない超クリエイティブな仕事が求められる。
超クリエイティブというのが重要で、単なるクリエイティブであれば人工知能は既存のものから学習して、やってのけてしまう。
そうではなく既成概念を超えた新たなものを作る必要に、多くの人が迫られるようになる。
ワクワクする一方で、結構怖い時代になる。
そういう時代を生き抜くためには、一つのことに留まっているのはリスキーだ。
様々な分野で色んなスキルを身に着け、経験を重ねることで、それらをかけ合わせて新しいものを作っていく必要がある。
もちろんひとつのことに特化して勝負できる人はそれでいい。
けれど、そこは今まで以上に厳しい時代になる。
自分のような凡庸な人間は、いろんなものをかけ合わせてこれからの時代を生き抜いていくしかない。
昔はネット業界、そしていまは出版業界に足を突っ込んでいる。
業界の気質の変化に驚きながら、その変化の違いを楽しめてきている。
これから時代がどうなるかなんて誰にもわからない。
多様な経験をできていることに感謝し、挑戦し続けたい。
これからの時代は今まで以上に不安な時代。
だからこそ今まで以上に自分とその選択を信じないといけない。
自分の人生の成功は他人にはない、自分にしかないのだから。