徒歩通勤or通勤ランに駆り立てるための、ささやかな理由
最近は通勤ジョグもとい徒歩通勤をしている。通勤ランといえないところが格好悪いけれど、何にしても電車に乗らずに通勤するってのはいい。何より経済的だ。
もちろん近距離に住んでいるからこそ出来ることではある。幸い「はてな」も手当が出て、その恩恵に預かっている。が、近距離に住んでいてもあまりしている人はいない。みんな電車かバスあるいはタクシーに乗ってきているのだ。もちろんそれも悪くない。その時間で休んだり、本を読んだり、情報収集するのは結構なことだ。
けれど、その交通費どれくらいになってるだろう。電車なら定期代。バスも気軽に載っているけれど、ICカードでピッとやって、月にどれくらいになっているだろうか。人にもよるだろうけど、ざっと1万円弱は超えている人が多いと思う。それが節約できたら、なかなか美味い。本買えるし、美味しいごはんも食べられる。
しかし、そうはいったって走るにしても歩くにしても面倒だ。人は面倒臭いことはやりたがらない。誰でもそう。そのためには動機付けが大事。「なぜ徒歩通勤をするのか」という理論武装を自分に対してするのだ。それに「節約」というのだけだと、ちと弱い。人間のめんどくさがりをなめたらいけない。複数の理由が必要だ。ということで、以下3つのささやかな理由をあげてみた。
- 環境に左右されない
- 脳がより刺激される
- 当然健康に良い
環境に左右されない
意外と大きいのがこれ。環境があまり関係ない。特に交通機関だ。
人身事故で突然止まる時があるが、それも一切気にしなくていいのは、本当にストレスがない。電車の時間を計算していつも出社時間ちょうどに出社している人が、電車のトラブルで出社に遅れてしまった経験はないだろうか。その時の異常なまでの焦り、今でも覚えている。が、それを感じなくてすむのだ。台風などを除いて、いかなる時でも同じ時間に出れば、同じ時間に到着できる安心感は素晴らしい。徒歩通勤を始めて感じた、徒歩通勤の強みだった。
脳がより刺激される
電車に乗っている時に受ける刺激の元は、主にスマホのディスプレイだったり、広告だったり、人だったりする。それも悪くはないが、オフィスで受けている刺激とほとんど同じだ。自然からの刺激が少ない。
最近読んだ以下の本でも現代人の脳を取り巻く環境の変化としてあげられているのが「小さな平面を見ている時間が長くなった」ことがあげられている
脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める (生活人新書)
- 作者: 築山節
- 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
- 発売日: 2006/11
- メディア: 新書
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情報は入るけれど、質感が圧倒的に欠けている。目を動かして、立体的に情報を捉えることで、脳が研ぎ澄まされるというお話だ。また視覚だけではなく、鼻や耳など五感をフル活用するなら、自然と触れられる”外”がいいだろう。
また1点目の健康の話とつながるが、視力回復においても貢献できる。遠い風景を見て、眼圧の調整をすることは目においていいことだ。
当然健康に良い
これは言わずもがな。当然電車に座ってるより、カロリー消費は大きい。歩きはもちろん、走れるならなおさらよい。
僕は家から表参道のオフィスまで3kmほどの距離だが、とてもちょうどいい距離だ。夏場だといいかんじに汗がかける。何キロやせたとかが言えればいいのだけど、あまり体重に変化がない人間なので語れない。だが、デスクワーカーの人にとって、この距離歩けるというのは結構貴重だ。
走るとなおさらいい。社員の中では、帰り際にランナー装備してランニングで帰っている猛者もいるが、僕のような甘々人間はシューズだけで十分だ。革靴やオシャレ靴だと走るには不適当なので、オシャレなランニングシューズを買った。道具も動機付けにつながってくる。シューズが走れと言ってくるのだ。
まとめ
という感じで理由をあげてみた。節約のための理由としてあげているが、もちろん健康のために走る人の理由として節約があってもいい。何にしろ面倒なことをするために理由を複数用意しておきたい。よりよい理由があったら教えて欲しい。
近距離じゃない人は、たまにでもいいので近くの駅で降りて歩いてみてもいいかもしれない。まずは歩くにしても走るにしても何kmあるのか調べてみよう。以下のサイトがおすすめだ。
私の節約術「セツヤクエスト」の最初の一歩として、地味だが徒歩で通勤することをあげてみた。節約情報好きとして、また書きたいと思う。目指せ勇者。