リテラシーラボラトリ

リテラシーを考える

何の取り柄もない凡人が就活で成功するためには

全く大したことがない人間のクセに、人の就活の相談に乗るのが趣味だったりする。才能ある人の就活は関心ないが、凡人が就活に勝てるにはどうすればいいかはよく考える。正攻法で行ったら負ける可能性は高いので、方法を変える必要がある。ということで持論を以下に書く。参考までに。

  • 就活の悲劇
  • 成功する非凡な人
  • 悲劇を迎えやすい人
  • 凡人が就活で成功する三か条
    • スペックではなく、ストーリーをアピール
      • ストーリーとは
      • ストーリーの作り方
    • とにかく準備する
    • 数撃たずに当てる
      • エコ就活の利点
      • エコ就活の流れ
    • まとめ:凡人なら凡人なりのやり方があるはず
    • あわせて読む

就活の悲劇

以下の戦略に出て、悲劇を味わう人が多い。こういう人を少しでも少なくしたい

  • 戦略なしの就職活動=「数撃ちゃ当たる」作戦
    • 受かればよいが、受からなければ悲劇しかない。大学の貴重な時間とお金が無駄になる
    • 結果就職留年⇒親を泣かせる⇒自己嫌悪
      • 果てや就職活動辛すぎて自殺という最悪の悲劇

成功する非凡な人

わかりやすいスペックがある。こういう人は勝手にやってくれ

  • 学歴:一流国立大学理系
  • 語学:長期の留学経験 ☓短期のなんちゃって留学
  • 部活:国体出場経験アリ
  • ボランティア:長期 ☓短期のなんちゃって留学

悲劇を迎えやすい人

特筆すべきことが何もない凡人。こういう人は工夫しないと勝てない

  • 学歴:私立文系
  • 語学:特になし
  • 部活:帰宅部あるいはユーレイ部員
  • ボランティア:なし

凡人が就活で成功する三か条

  • ストーリーをアピール
  • とにかく準備
  • 数撃たずに当てる

スペックではなく、ストーリーをアピール

  • エントリーシートも面接も、自分の印象を人事担当にいかに強く残すかが大事
  • スペックで勝負しても100%印象を残せない
    • 就活の序盤は何とかなっても、スペック猛者と戦って勝てるはずない。勝てたなら既に非凡
    • サークル副幹事、バイトリーダーとか論外。同じような人はゴマンといる
  • 勝負できるのは、自分しか持っていない”ストーリー”
    • ただしウソは絶対にいけない。いつか絶対バレて苦労する
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「0⇒1」と「1⇒10」と「10⇒100」が得意な人たち

ビジネスしかりエンジニアリングしかり、何でもそうだと思うが、人には得意領域がある。それをその人が持つ技術や知識の種類で考えることもあるが、フェーズでも語ることはできる。この得意フェーズを最近とてもよく意識する。ここを見誤ると個人としても会社としても損失しかない。

以下のようにざっくり整理している。よく語られる話かもしれないが、今一度確認しておきたい。万能はいないのだから、自分がどれかは意識しておきたい。

  • 0⇒1 が得意な人
  • 1⇒10 が得意な人
  • 10⇒100 が得意な人

バーナム効果満載な区分けだが、反論はむしろ歓迎。むしろ皆さんがどう考えてるのか気になる。

「0⇒1」が得意な人たち

どういう人か

何もないところから何かを生み出すことが得意な人たち。ある課題やニーズを発見したら、ものすごい勢いでそれを作ってしまうことができる。それは技術力があれば自分で作ることもあるし、あるいは他の人を巻き込んで作る場合もある。その方法は問わず、作れてしまう人だ。

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グルテンフリー"もどき"生活はじめました

ここ1年くらい身体がとにかく重かった。いつも疲れてるし、いつも眠い。運動不足だろうなと思ったが、それだけではないような気もする。何なんだろうと思いながら生きていたんだけど、ようやく最近になって、「あ、これだ」というのが見つかった。

グルテン不耐性」だ。

「グルテン不耐性」とは

グルテン不耐性というキーワードは生まれてこの方聞いたことがなかったが、以下の記事でその存在を知った。

痩せ気味な方なのでタイトルでビクッときて、とりあえずスマホで読んだ。太らない原因を以下のように言及している。

結論をいうと、実は小腸に原因がある
そして小腸に障害をもたらす原因は、グルテンにある

グルテンという言葉自体は知っていた。家庭科の教科書で読んだ気がする。グルテンあるから粘り気があって、美味しいパンが作れるのよ的な。しかし、いいイメージはあってもそんな悪いイメージはなかった。

そして「グルテン不耐性」の説明をみて驚愕した。これ俺だ。

グルテン不耐性のサイン
1. 胃腸の不調。ガスっぽかったり、下痢や便秘が続いたり。
グルテンを食べた後に便秘をする子供。
3. 疲労感やブレインフォグ(脳にもやがかかったような状態をブレインフォグと言います)、小麦粉を含む食事をした後の疲労
4. 自己免疫疾患
5. 脳神経的症状(めまいやバランス感覚の喪失)
6. ホルモンバランスの崩れ
7. 偏頭痛
8. 慢性疲労
9. 肌の炎症
10. 気分のむらや不安感、うつ、ADHDぽい症状

正直胡散臭いなーと思いながらも医学的にも間違ってはなさそうだ。そして振り返るとこんな症状ばっかじゃないかと、思い当たることが実に多かった。

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「相対感覚」を持つということについて

最近「相対感覚」ということについて考えている。それは何かと“比較”せずにはいられない人間の性質を自覚し、コントロールすることだ。

 
ハードな人生を乗り越える上でとても大切な感覚としてこの「相対感覚」はとても大事なことなんじゃないかと最近強く思う。
 
内省的なことをしょっちゅう考えているが、最近外に出せてなかったので久々に書こうと思う(突然なんだと思われるかもしれないが、こういう哲学っぽいことを考えることは好きだったりする)。生きづらさを抱える人の一つの処方箋にでもなれれば嬉しい。また読む人にちょっとでも示唆を与えられれば幸いだ。

「相対感覚」とは

僕らは比較相対の世界に生きている。普段意識はしていないが、よくよく考えると、人は何かと比較しないと生きていけない存在ということが分かる。
 
例えば長さ。ペンが長いか短いかを語るとき、無意識的に僕らは何かと比べている。自分の身長の170cmが高いか低いかは、それだけで語ることは出来ない。170cmは170cmでしかない。小学生3年生の女子の平均身長と比較すれば随分と高いだろうし、NBAの選手たちと比べれば大分低い部類に入るだろう。基準が存在しなければ物の長短は語れない。
 
長短だけではなく、物の高い安いや重さ色もそうだ。成績の優劣もそうである。比較対象がなければ、僕らは物事を語る事ができない。何かと比べることで、物を形容し定義することができる。比較相対の世界に生きているということであり、ここから逃れることはできない。
 
この僕ら人間の常に比較しなければならない性分を自覚するがまず最初である。

ネットとにわかと自由について(田村淳×猪子寿之のSWITCHインタビューより)

ドキュメンタリーがやたら好きな自分。創りだされたウソの世界ではなく、より生々しい感じに惹かれている。最近気になってよく見ているのが、以下の番組。

達人達が見ている景色、お見せします。
異なる分野で活躍する2人の“達人”が出会い、語り合う。ただし、単なる対談番組ではありません。
番組の前半と後半でゲストとインタビュアーを「スイッチ」しながら、それぞれの「仕事の極意」について語り合い、発見し合う、いわばクロス×インタビューです。(HPより)

そして田村淳×猪子寿之の回を前後編とも見た。個性溢れすぎている2人の対談はとても刺激的な内容だった。印象に残ったことを紹介したい。

強まるネットの力とその影響

PART2でインターネットで個人の発信力が高まっているという話があった。暇な人間ほど発信力を持っているのがネットだと。そしてそのネットの発信力の影響は色んなところに表れている。

テレビ番組の規制はここ10年で高まっている。「これは言ってはいけない」「ああ言って欲しい」など、そういった要請が多いらしい。そのことについて淳は番組制作側がネットの声を気にしているからだと言及した。ロケに出て色んな人の声が聴こえるゲストと違い、制作の人間は外で声を拾えない。代わりにネットの評価を気にしている。そのためネットの評価を気にした番組になっているという。

それはテレビ番組だけじゃないと指摘したのが猪子氏。一般企業も同様であるという。

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